菊地 真貴
キャリアインタビュー

働きながら変化し続け、可能性を切り開く。 好奇心と挑戦意欲で紡いだ、私のキャリア。

菊地 真貴シーユーシー・ホスピス WeCanプロジェクト

キャリアインタビューは こんな人にぜひ読んでいただきたい

  • 看護師として働く中で生まれた好奇心や成長欲、キャリアへの活かし方を模索している

  • 患者さま一人ひとりに、より寄り添った形での看護に興味がある

  • 看護の資格を活かして働き方やできることの幅を広げたい

キャリアの悩みを抱えるあなたに、 ぜひ知っていただきたい選択肢があります。

インタビュー

【インタビュー第一弾】シーユーシー・ホスピス WeCanプロジェクト 菊池真貴さん

【インタビュー第一弾】シーユーシー・ホスピス WeCanプロジェクト 菊池真貴さん

病院や訪問看護、ホスピス型住宅での勤務や総合職を経験し、看護師として多彩なキャリアを歩んできた菊池真貴さんにお話を伺いました。

キャリアストーリー

01 病院(慢性期・急性期)

震災を経験し、興味を抱いた在宅看護への道

看護師としてのキャリアは、仙台の慢性期病棟(療養型)からスタートしました。配属先は筋ジストロフィーなどの難病を抱え、人工呼吸器を装着された患者さまが療養されている40床ほどの病棟でした。6年間の勤務で東日本大震災も経験しました。震災を通して、在宅にも同じように人工呼吸器を必要とする患者さまがたくさんいただろうと考える転機にもなり「この方たちが退院していった先はどう過ごされているのだろう」と考え始めるようになりました。

その後、手術から在宅復帰までを担う急性期病院へ移りました。そこでは、退院してまだ1ヶ月も経っていないのに再入院をしてしまう患者さまを何度も目にしました。病院の中にいると「退院後の方がどんな生活をしているのかが見えない」という想いがますます募り「これは、実際に自分の目で見てみないと分からないな」と訪問看護の世界へ飛び込むことを決めました。

02 訪問看護(ソフィアメディ)

仙台から東京へ、看護師としての新たなステージ

転職活動のとき、ソフィアメディの「英知を尽くして生きるを看る。」という理念に出会いました。看護学生時代に先生から教わった「愚かな看護師は患者を殺す」という、当時の私の胸に深く刺さった厳しい言葉を、前向きに言い換えたものではないかと、強く共感したことを覚えています。また、当時は趣味のカメラをさらに充実させたいという想いもあり、この転職を機に東京へ移り住むことを決めました。

ソフィアメディ訪問看護ステーションはとても温かい雰囲気で、周囲のスタッフから「これはぜひ菊池さんに」と声をかけていただくなど、スタッフ一人ひとりを個性ある人として見てくれる環境でした。病院では一定の基準に沿って看護が進められていましたが、訪問看護ではお客様※やご家族の生活の場に直接うかがって看護を行うため、より柔軟にお客様へ寄り添うことができ、そこに大きなやりがいを感じました。

その分、向き合う疾患は、時には言語も含めて実に多様でした。日々、疾患について調べ、学びを深める毎日でしたが、その甲斐あって、かつて慢性期病棟で抱いていた人工呼吸器への苦手意識も、いつしか払拭されていました。現場に打ち込んで1年ほど経った頃、主任を務めてみないかとお声がけをいただきました。「誰も手を挙げないのであれば、少しでもみなの力になりたい」との思いから引き受け、新しい役割に挑戦することを決めました。

※ソフィアメディでは、方針として患者さまを「お客様」と統一してお呼びしています。

仙台から東京へ、看護師としての新たなステージ

ソフィアメディ訪問看護ステーションとは?

ソフィアメディ株式会社が運営する訪問看護ステーションです。年齢、疾患、障がいの度合いに関わらず、すべての方の「住み慣れた場所で自分らしく過ごしたい」という気持ちに向き合い、ケアを越えてその方の「人生」そのものを看ることが訪問看護の醍醐味です。

仕事内容

健康状態の観察/医療的ケア、ご家族の支援・相談、オンコール対応、報告書・看護計画書作成、担当者会議・退院時カンファレンスへの出席、地域連携活動がソフィアメディの訪問看護師の主な仕事です。

訪問看護師の1日の流れ

9:00出社・午前の訪問(2〜3件程):スタッフ全員で朝礼を行い、その日の訪問ルートの確認やお客様の情報収集をして訪問に出かけます。
12:00お昼休憩(60分):ステーションに戻り休憩。昼食は持参したりと、近くで昼食を購入することも自由です。
13:10午後の訪問(3〜4件程):訪問の合間に報告書や記録を作成しながら効率的に業務を進めます。
17:45記録・情報共有:ステーションに戻り記録。管理者へお客様の報告・相談を行います。
18:00業務終了・退社

03 ホスピス型住宅(ReHOPE)

自由度の高さが、ご入居者さまの「らしさ」と希望を支える

5年半ほどソフィアメディで働いた後、結婚を機に、仙台へ戻ることになりました。ホスピスを含めさまざまな転職先を探していたのですが、ソフィアメディとReHOPEが、NRHA加盟法人であるという繋がりから、仙台のReHOPEで一緒に働かないかとお声がけをいただきました。同じ加盟法人であるという安心感と、その温かいご縁を大切にしたいという思いから、ReHOPEへの入職を決めました。ご入居者さまやご家族との関わり方、多職種との連携方法などはソフィアメディと近しい面もあり、これまでの経験を活かすことができ、入職してまもなく主任を任せていただくこととなりました。

ReHOPEでの日々には、病棟とも訪問看護ともまた違う、「チーム全員で一人のご入居者さまの暮らしを支える」という魅力がありました。ご入居者さまのご家族が施設に鍋を持ち寄り、皆で食事をされている光景を目にしたときには、ここはご入居者さまのご自宅なのだと深く実感しました。訪問看護では、訪問時間外のご様子が気になることもありましたが、ホスピスでは時間が空いたときに様子を見にうかがうことができ、他のスタッフも誰かしらそばにいてくれるという安心感があります。また、折り紙を一緒に折るなど、ご入居者さまに楽しんでいただくためのアイデアを自ら持ち寄るスタッフが多くいたことからも、ホスピス型住宅ならではの自由度の高さを感じていました。

主任を担うなかでは、ReHOPEを運営するシーユーシー・ホスピスで行われている「WeCanプロジェクト」という取り組みを知る機会もありました。医療情勢の変化に伴い、組織のあり方も新しくなっていくなかで、指示を待つ受け身の姿勢ではなく、各拠点が自律自走して運営していくこと。そして、自分たちの手で働きやすい職場環境をつくるために、自ら課題を発見し解決する力を養うこと。このプロジェクトとの出会いにより、看護への新たな関わり方を知ることができました。

自由度の高さが、ご入居者さまの「らしさ」と希望を支える

ReHOPEとは?

株式会社シーユーシー・ホスピスが運営するホスピス型住宅です。病とともに生きる人たちが、「再び」「何度でも」前を向いて生きられるように、自宅以上の安心感と、ご自身らしさに最期まで寄り添う看護を目指しています。

仕事内容

難病やがん末期のご入居者さまの健康状態の観察、日常生活の看護支援、医療的ケア、ご家族の支援・相談、心理的な支援、お看取りに向けたサポートが、ReHOPEの看護師の主な仕事です。

ホスピス看護師の1日の流れ

9:00朝礼・訪問準備(5件程):担当のご入居者さまの居室を巡回し、訪問看護に伺います。
12:00お昼休憩(60分):お昼休憩。お弁当を持ってきたり、近くで買ってきたり、昼休みは自由な雰囲気です。
13:10午後の訪問(3〜6件程):訪問以外には、カンファレンスやサービス担当者会議などを行うこともあります。
17:45夜勤者への申し送り:夜勤スタッフへの申し送りを行います。
18:00業務終了・退社

04 さらなる挑戦「WeCanプロジェクト」へ

資格に縛られない成長がここにある

看護主任として働くなかで「WeCanプロジェクト」に関わるようになり、入職から1年ほど経った頃、この取り組みを全社へ広げていく推進メンバー(総合職)として挑戦してみないかと、お声がけをいただきました。実はこれまで、自身のキャリアに対して、「私は看護師という資格を持っているからこそ、その資格に縛られ、ずっと看護の仕事しか探せないのではないか」ともどかしさを感じることもありました。生活環境が大きく変わるため、決断までには少し時間がかかりましたが、転勤の多い夫とは、互いに仕事へ専念してもよいのではないかと話がまとまり、「看護師としての経験を活かしながら、自分はどこまで勝負できるかを試してみたい」という素直な気持ちに従い、プロジェクトへの参加を決めました。

400以上の加盟施設を抱えるNRHAには、変化していく自分の「もっと知りたい、やってみたい」という探求心に沿って、その時々の自分に合わせて応援してくれる環境が整っていました。NRHAに加盟しているつながりから、ソフィアメディやReHOPEでの看護師時代の仲間と仕事で顔を合わせる機会もあり、「菊池さん」と声をかけていただけることも、大きな喜びとなっています。そして何より、互いの仕事を理解し応援してくれる家族がいるからこそ、ブレることなく、自分の決断を信じて進んでいけるのだと思います。

働きながら変化していく自分を、止めなくていい。

働きながら変化していく自分を、止めなくていい。

「看護師だから、ずっと同じ場所、同じ働き方を続けなきゃいけない」と、自分の可能性を狭めてしまうのはもったいないと思うです。これから先、ライフステージの変化や環境の変わり目に立つことがあっても、あなたの中にある「もっと知りたい、挑戦したい」という気持ちを大切に、ぜひ、あなたらしいキャリアを考えてみてください!

NRHAなら法人間での
キャリアチェンジが可能!

NRHA 法人間ネットワーク図

NRHAには50法人、400以上の医療機関や介護施設などが加盟しています。これまでの看護経験を活かしながら、加盟法人の間で新しい領域へステップアップできる仕組みは、あなたの次なる挑戦への力強い支えになるはずです。また、元の職場の仲間ともつながり続けられるため、環境が変わる不安が少なく、安心して次のステージへ進めるのも大きな魅力です。ぜひ、あなたにあった働き方をNRHAで探してみてください。

あなたにフィットする職場はどこ?

領域ごとに異なるやりがいのカタチ

  • 病院(急性期・慢性期)

    病院(急性期・慢性期)

    医療設備や人員、教育体制などのバックアップが充実している安心感があり、医師が常駐しているため指示受けや情報共有がスムーズに行えるメリットがあります。院内で定められた手順やマニュアルに沿って、チームで看護を行います。

    こんな想いを持つ方へ

    教育や安全体制が整った環境で、知識や技術を磨きたい人
    充実した医療設備と、チーム医療のなかで看護を届けたい人
  • 訪問看護(在宅看護)

    訪問看護(在宅看護)

    お客様のご自宅という「生活環境」に私たちからお邪魔するため、相手の暮らしに寄り添う柔軟性や、懐に入っていくような親しみやすさが求められます。地域の連携機関と一丸となって、お客様とご家族の暮らしや人生に寄り添うやりがいがあります。

    こんな想いを持つ方へ

    経験が十分でない疾患や状況でも、周囲に相談しながら一歩ずつ学んでいきたい人
    「病気ではなく、その人を看る。」ケアを実践したい人
  • ホスピス型住宅(施設での緩和ケア)

    ホスピス型住宅(施設での緩和ケア)

    訪問看護のようにご家族の支援も含んだ「家」としての自由度・温かさがありながら、病院と同じように「他スタッフと協力し合い、チームで考え支えていく」という安心感が共存する環境です。レクリエーションや個別ケアなど、多彩なアイデアが活かせる楽しさがあります。

    こんな想いを持つ方へ

    在宅看護の良さを感じつつも、チームで支え合う環境で働きたい人
    ご入居者さまの「家」の一員として、彩りのある最期の時間に寄り添いたい人

病院、訪問看護、そしてホスピス型住宅。3つの領域を経験した菊池さんのお話から見えてきた、それぞれの働き方の特徴と「どんな方に挑戦してほしい環境か」を、NRHA目線からまとめました。今のあなたの「一番大切にしたいこと」と照らし合わせてみてください。(NRHA編集部)