活動報告

日本リハビリテーション医療DX学会にてランチョンセミナーと企業展示を行いました

投稿日:2025.07.22 更新日:2025.08.06

2025年7月19日(土) ~ 7月20日(日)に開催された「第3回 日本リハビリテーション医療デジタルトランスフォーメーション学会」にて、ランチョンセミナーと企業展示を行いました。

本学会は「デジタル技術のヘルスケア・リハビリテーションへの応用」をテーマに、全国から多くの医師、理学療法士、作業療法士の方々が一堂に会し、会場は終始熱気に包まれていました。単なる技術紹介に留まらず、現場の課題解決に向けた実践的な議論が活発に行われていたのが印象的でした。

【学会概要】
学会名:第3回 日本リハビリテーション医療デジタルトランスフォーメーション学会
開催期間:2025年7月19日(土) ~ 7月20日(日)
テーマ:デジタル技術のヘルスケア・リハビリテーションへの応用

ランチョンセミナー
「リハビリテーション・口腔・栄養の三位一体」

医療法人社団 岡崎会 有玉病院 副院長の岡﨑英人先生を座長に迎え、若林秀隆先生(東京女子医科大学病院)にご講演いただきました。リハビリの効果を最大化するための多職種連携の重要性について、参加者の皆様が深く頷きながら聞き入っておられたのが印象的です。講演後には現場の課題に即した質問もあがり、本テーマへの関心の高さを改めて感じました。

企業展示
「リハビリ専門職の多様なキャリアパス」

ブースでは、「一般社団法人地域医療未来創造ネットワーク(NRHA)」の取り組みとして、リハビリ専門職の多様なキャリアパスをテーマに展示を行いました。学会全体がDXの技術的な側面に焦点を当てる中、私たちのブースではあえて「人」と「キャリア」に光を当て、臨床家として専門性を高める道だけでなく、管理職や病院の経営を担う事務長、さらには人事やマーケティングといった企業で活躍する道など、セラピストの可能性の広がりを具体的な事例とともに紹介しました。
パネルをご覧になった方からは、「臨床以外のキャリアは考えたこともなかった」「自分の経験を活かせる新しい可能性に驚いた」といった声を多数いただきました。ご自身の将来像を改めて考える、良いきっかけとなったようです。

学会に参加して

今回の学会参加を通じて、リハビリテーション医療の現場でDXが加速していることを実感すると同時に、技術が進化するほど、それを使いこなし患者様に価値を届ける「人」の力がより一層重要になることを再認識しました。

私たちのパネル展示に多くの方が共感してくださったように、リハビリ専門職一人ひとりが自身のキャリアに希望を持ち、いきいきと働き続けられる環境を整えることこそが、医療の質の向上に不可欠だと考えます。

NRHAは、これからもセラピストの多様なキャリア形成を支援し、人と技術が融合した、より良い医療の未来を創造することに貢献してまいります。

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